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−レッドブラッドのアジト−

ロンバルド
「全滅した?
 キース隊長もやられたのか?

アンジェラ
「・・・えぇ。
 レッドブラッドのメンバーで
 生き残っているのは、あなた方兄弟と
 私たち暗殺部隊だけ。

ロンバルド
「そんなバカなことが・・・

アンジェラ
「これから、どうします?
 私たちが、みずから明かさない限り
 レッドブラッドのメンバーで
 あることを知る者はいないでしょう。
 このまま、ひっそりと
 生きていくこともできると思います。

ロンバルド
「・・・俺は戦う。
 大勢の仲間が死んだのに
 おめおめと生きていけるほど
 タフじゃないんでな。

アンジェラ
「・・・わかりました。
 あなたが戦うというなら
 私たち暗殺部隊も
 あなたに、したがいましょう。

第22話 受け継がれてゆく心

−森−

ロンバルド
「レオパルド。
 俺達は、これから
 仲間のかたきを討ちにいくつもりだ。
 当然、お前もいくだろう?

レオパルド
「・・・ロンバルド兄さん。
 僕は、キース隊長が
 そんな事を望んでいるとは
 思えないんだ。

ロンバルド
「そんな事だと!!
 臆病風に吹かれたのか?

レオパルド
「・・・
 キース隊長も、やられたんだ。
 正直に言って、僕の力じゃ
 どうしようもないとは思う。
 でも、そんな事じゃないんだ!!

ロンバルド
「じゃあ、何だというんだ。

レオパルド
「隊長は、刻人を
 絶滅させようとしていた。
 ここで僕達まで、やられたら
 誰がキース隊長の遺志をつぐんだ。

ロンバルド
「・・・レオパルド。
 お前は、本気で
 刻人を絶滅させるべきだと
 思っているのか?

レオパルド
「!?

ロンバルド
「・・・俺は
 そんな必要はないと思っている。
 この国は平和だ。
 もちろん、それは表むきで
 裏では、刻人が何か怪しいことを
 しているのは、わかっている。
 だからレッドブラッドの
 メンバーとして行動したし
 普通の人間と同じ様に
 刻人様、と呼んで
 やつらを尊敬するつもりもない。
 けれど刻人がいなくなれば
 人間同士による争いが起き
 この国の平和は乱されるだろう。

レオパルド
「兄さん、それは・・・

ロンバルド
「俺は、キースが
 レッドブラッドの仲間が好きだった。
 彼らのかたきを取りたい。

レオパルド
「僕は・・・

ロンバルド
「・・・もういい。
 お前は、お前の信じる道を行くがいい。
 ただ、俺の言った事も
 忘れるんじゃないぞ。

−地下遺跡・回廊(下)−

オボロ
「隣の部屋に人の気配がするな。

イザヨイ
「おう。
 ここまで来た事、
 まだ気付かれておらぬ様子。
 このまま、一気に参ろう。

オボロ倒す
「誰に知られる事もなく
 死んでいくのも運命か・・・

イザヨイ倒す
「主君のカタキも討てぬようでは
 生きておっても仕方がないわ・・・

ロンバルド倒す
「仲間の元にいけるのだ。
 後悔はしていない・・・

アンジェラ倒す
「あなたは、人を殺す意味を
 わかっているのですか?

MISSION 22 CLEAR

→「第23話 満たされぬ渇き」へ進む

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解 説

両ルートとも、第22話はロンバルド+暗殺部隊との戦いです。
こちらのルートではキース以下主力が先に倒されていて、
レッドブラッド残党として登場することになります。
アンジェラとの会話はどちらも萌えポイントです。

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