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→第11話
ユリアス
やつらが戻ってこないというのは
全滅ということか…
ザムール
そう考えたほうが、よろしいでしょうな。
ユリアス
大口をたたいたわりには!
して、どうするかだな…
そうだ、こういうのはどうだ?
ザムール
…
なるほど、よろしいでしょう。
ユリアス
死んでいく兄にとっても、
その方が納得いくかもしれんな。
ザムール
おおせの通りです
ユリアス
ムハハハハ…
(※捕獲)
ザムール(影)
さぞ、私をうらんでいような…
だが、私は、国王に命じられて動く、
一つのコマにすぎんのだ。
そう永くは生きられないこの体だ…
許してもらえんかな。
(※倒す)
うう… だからわたしなんぞに
ザムール様のまねなぞできんと、
あれほど…
ユリアス(影)
わが兄、○○○○よ!
あなたが、これ程までに生きることに
執念深いとは! 見なおしましたゾ。
私は兄である、あなたのことを、
ひ弱だと思っておりましたからな。
ふふふ…
さて、剣術の方はどうですかな。
まさかトラップなどで、勝負をつけよう
とは、考えておりますまい…
(※捕獲)
…○○○○さま、
お、お見逃し下さい。
私めは、国王のカ、カゲであります!
わ、わあ!
死にたくないッ!!!
(※倒す)
…む、無念。
ゼ、ゼメキア国王、バンザイ!
チタの暗殺に赴いた二人組、将軍ギルバート、魔術師ウィズボーンなど
配下がことごとく返り討ちに遭い、ユリアスとザムールは刺客として
自分達の影武者を刻命館に送り込みます。
ところでユリアスの喋り方は影武者含めて何か変です。
「ムハハハハ…」
「見なおしましたゾ。」
とか。魔神に取り憑かれているためかもしれません。後半も注目です。
※ユリアスの影武者に遭遇した時の台詞は
「兄上、お久しぶりです」というのもあるとか(未確認です)
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