シヴィライゼーション(1・2) 地形効果・収入

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地形効果と収入

このゲームのマップ上には、様々な地形が広がっています。
地形による影響には、以下のようなものがあります。
とりあえず、簡単な方から
・移動上の制約
・戦闘(防衛)時の地形効果
・都市で得られる収入

1.移動
陸上ユニットは陸地しか移動できませんが、地形によっては移動力を余分に消費します
(=1ターンに移動できる距離が短くなります)。
道路を敷設すると、消費移動力が1/3になります。鉄道を敷設すると0になります。
海上ユニット(※潜水艦は海中ですが)は海面と海岸沿いの都市のみ移動可能です。
航空ユニットには特に制約はありません。

2.防御効果
戦闘時に、防御側のみ地形効果が付きます。数値が最大で×3とかなり大きく、
マイナス修正の地形は無し、と防御側に相当有利に設定されています。

3.収入
都市の勢力圏は原則として
「都市から3マス以内、ただし真っ直ぐ3マスの地点は除く」
という範囲(都市を含めて21マス)に設定されています。
ただし、他の都市の勢力圏と重なる部分・マップ外の部分は除かれます。
人口を労働者として配置したマスの分の収入を得られます(1マス=人口1単位)。
(※この作業は、ある程度自動で行ってくれます。)
詳しくは別項を参照して下さい。

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都市の収入

細部は作品によって少しずつ違いますので、基本的な部分を。

〜人口〜
都市の人口構成は、こんな感じになっています。
○労働者
 ・幸福な市民
 ・満足な市民
 ・不幸な市民
○特殊市民
 ・エンターテイナー
 ・徴税官
 ・科学者

最初のうちは、全員を労働者として勢力圏のマスに配置します。
配置したマスの地形や状態、政治形態に応じた収入(食糧・資源・交易)が
毎ターン入ります。そのうちに、不幸な市民が出てきたり
土地が無くなってきたりします。そこで特殊市民の出番です。
(※通常は、都市が発展すると不幸な市民が増えて暴動が起きます)

以下、通常の労働者以外の特殊市民について。
それぞれ「交易」収入を補完する役割があります。
・エンターテイナー:市民の幸福度を上げます。暴動が起きたらとりあえず作る。
・徴税官:税金収入が増えます。施設の維持費が増えてきたら。
・科学者:科学の蓄積が増えます。技術開発が停滞してきたら。

〜収入〜
マップに配置した労働者からは、以下の収入があります。
・食糧:都市の住人と所属ユニットの維持に必要です。
    余った分は備蓄されていき、一定以上になると人口が増えます。
・資源:所属ユニットの維持に必要になる場合があります。
    主にユニットや施設、七不思議の生産に必要です。
・交易:現金収入です。さらに「娯楽」「税金」「科学」に配分します。
 ・娯楽:市民の幸福度を上げます。
 ・税金:国庫に現金を貯めます。施設の維持費や「購入」、外交に使います。
 ・科学:研究成果を蓄積します。ある程度貯まると新技術を発見します。

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地形効果一覧

シヴィライゼーションシヴィライゼーション2
地形効果
一覧(1)
移動防御特殊
資源
食糧
(+灌漑)
資源
(+鉱坑)
交易
(+道路)
地形
変更
平地1×1なし1+110+1森林
1+130+1
草地1×1なし2+100+1森林
2+110+1
森林2×1.5なし120平地
シカ320
密林2×1.5なし100草地
森林
宝石104
丘陵2×2なし1+10+30なし
石炭1+12+30
山岳3×3なし01+10なし
金鉱01+16
河川1×1.5なし2+101なし
湾曲部2+111
沼地2×1.5なし100草地
森林
石油140
砂漠1×1なし0+11+10+1なし
オアシス3+11+10+1
海洋1×1なし102なし
漁礁302
凍土1×1なし100なし
トナカイ300
極地2×1なし000なし
アザラシ200
※一部の地形では、開拓者ユニットで灌漑・鉱坑・道路(鉄道)・
 地形変更が実行可能(詳しくは表参照)。
 ただし、同じマスに灌漑と鉱坑を同時に追加は不可。
※灌漑には隣接マスに水源(海・川・灌漑済みマスのいずれか)が必要。
※鉄道は道路を置き換える形で敷設。効果は食糧・資源・交易×1.5。
※特殊資源は地形変更をすると無くなる。
地形効果
一覧(2)
移動防御特殊
資源
食糧
(+灌漑)
資源
(+鉱坑)
交易
(+道路)
地形
変更
平地1×1なし1+11森0+1草地
バッファロー1+13雉0+1草地盾
小麦3+11絹0+1
草地1×1なし2+10森0+1丘陵
草地(盾)2+11雉/絹0+1石炭/ワイン
森林2×1.5なし1平20草地
3バ20草地盾
1小23
密林2×1.5なし1草0森0平地
宝石1盾0雉4バッファロー
果物4盾0絹0小麦
丘陵2×2なし1+10+30平地
石炭1+12+30バッファロー
ワイン1+10+34小麦
山岳3×3なし01+10丘陵
01+16石炭
04+10ワイン
沼地2×1.5なし1草0森0平地
泥炭1盾4雉0バッファロー
香辛料3盾0絹4小麦
砂漠1×1なし0+11+10+1平地
オアシス3+11+10+1バッファロー
石油0+14+10+1小麦
大洋1×1なし102なし
302
223
ツンドラ1×1なし1+100砂漠
ジャコウ牛3+110オアシス
毛皮2+100石油
極地2×1なし00+10ツンドラ
11+14ジャコウ牛
石油04+10毛皮
<1との違い>
※地形変更はエンジニアのみ可、開拓者では不可。
 その代わりに、陸地ならどの地形でも実行可能になった。
※他の作業では、エンジニアは開拓者の2倍の速度で実行。
※灌漑や鉱坑でも地形が変わることがある(表参照)。
 開拓者でも可能で、実質的には1の地形変更に近い内容。
※特殊資源のあるマスで地形が変化すると、
 新しい地形に対応した特殊資源が付く。

※地形「河川」は無くなった。
※河川が通っているマスでは防御+50%、交易生産+1。
※鉄道のボーナスは資源生産+50%に変更。
※灌漑済みのマスに農場を設置できる。スーパーマーケットの
 ある都市では、農場マスの食糧生産+50%。

表をよく見るとわかりますが、都市の建設に向いている地形は
「海か川に面した、ある程度の広さを持った平地か草地」
ということになります。周辺部に丘陵などがあって、特殊資源が
採れるとなお良いです。最初の都市は適当に建設するしかありませんが、
途中からは地形にも気を遣いましょう。
一応、2ではどんな地形でも技術の力で住めますが(プ○ジェクト×?)・・・

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