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−王宮・王の間−

国王エクリプス
「刻人が殺されただと!?

大臣ダスク
「・・・はい。
 数ヵ所で刻人が襲撃をうけ
 5人の刻人が殺されました。

国王エクリプス
「5人?
 5人も殺されたのか!!
 いったい誰が、何のために!?

大臣ダスク
「申し訳ございません。
 残念ながら、今のところ
 犯人の正体は分かっておりません。
 ただ、これほど多くの刻人が
 殺されたのです。
 大きな力を持つ人間が
 関係していると考えるのが自然でしょう。

国王エクリプス
「・・・うむ。
 そうなると
 貴族のホーンシュタインか・・・

大臣ダスク
「司祭のデッドムーンあたりでしょうな。
 あやつらが関係しているのなら
 話は簡単です。

国王エクリプス
「あやつらは、余に忠誠を誓えば
 刻人になれると思っておるのだぞ?

大臣ダスク
「はい。
 しかし、我々に忠誠を誓い
 ただ待ち続けるだけでは
 刻人になれるかどうか分からない。
 ならば、みずから反乱を起こし
 刻人にしろと、我々をおどす。
 こんなところですかな。

国王エクリプス
「・・・うむ。

大臣ダスク
「しかし、あやつらがやったと
 決まったわけではありません。
 我々の知らない組織が
 陛下の御命をねらい
 襲ってくる可能性もあります。
 ひとまずは、我々の聖地に
 避難なさるのがよろしいかと。

国王エクリプス
「やむをえんな。
 して、あやつらはどうする?

大臣ダスク
「この機会に
 始末しておくべきでしょう。
 もちろん、我々の手の者である事が
 知られておらず、信用できる者に
 やらせなければなりませんが。

国王エクリプス
「・・・ミレニアか。
 たしかにミレニアならば
 我らとの関わりを否定できるな。

大臣ダスク
「・・・はい。

−西の森の館・エントランス−

ヨカル
「ミレニア。
 元気そうで、何よりです。
 これまでのあなたの働きは
 陛下も充分、満足されていますよ。
 ところで、残念なことに
 先日、刻人が人間に殺されました。
 ・・・なぜ人間は
 刻人を殺すのでしょう?
 このような事が起きるのは
 とても悲しいことです。

ヨカル
「陛下は、万が一に備え
 王宮を出て、避難なさいます。
 そしてミレニア。
 王宮の守りを
 あなたに任されました。
 これは、とても名誉なことです。
 しっかり守り通すのですよ。

−王宮・入口前−

ホーンシュタイン
「デッドムーン。
 おぬしも、陛下に呼ばれたか。

デッドムーン※このデッドムーンは「影」
「刻人が殺されたからな。
 人間の中で、力を持つ我らに
 協力を求めておるのだろう。

ホーンシュタイン
「やはり、そうか・・・。
 まあ、誰が刻人の方々を殺したか知らんが
 我々が手柄を立てる絶好の機会だな。

デッドムーン
「そのようだな。

ホーンシュタイン
「刻人の方々を殺した犯人を
 捕まえたら、きっと我々を刻人・・・
 おっと!
 これは、口にしては、ならんかったな。

デッドムーン
「・・・・・・
 ところで
 おぬし、刻人を殺した
 犯人について、何かつかんでおるのか?

ホーンシュタイン
「いや、さっぱりだ。
 おぬしの方こそ、どうなのだ?

デッドムーン
「・・・さぁな。

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第6話 陽炎の城

−エントランス−

ホーンシュタイン
「・・・どうしたんだ。
 誰一人出迎えにこないとは?

デッドムーン
「誰もいないのではないか?

ホーンシュタイン
「どういうことだ?

デッドムーン
「殺されておるのかも知れん。

ホーンシュタイン
「ま、まさか!

デッドムーン
「・・・冗談だ。
 しかし、様子がおかしい。
 ・・・他の部屋にいってみるか。

ホーンシュタイン
「わ、私はここで待っている。
 勝手な事をして
 陛下のお怒りに触れるのはゴメンだ。

デッドムーン
「・・・好きにしろ。

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デッドムーン遭遇
「おぬし、見かけぬ顔だな。
 この王宮で何をしているのだ。

→ 人間を殺している。
  こたえない


デッドムーン選択肢「人間を殺している。」の場合
「面白い事をいう娘だ。
 ハガネ!!
 お前を連れてきたのは
 無駄ではなかったぞ。

デッドムーン選択肢「こたえない」の場合
「ふん、まぁいい。
 王宮にもぐり込んだ
 ネズミ一ぴき、殺した所で
 誰も文句は言わんだろう。
 ハガネ!!
 お前を連れてきたのは
 無駄ではなかったぞ。

デッドムーン倒す
「こんなはずでは・・。
 デッドムーンさま・・・

ハガネ倒す
「役目を、果たせぬまま
 いくのか・・・


※デッドムーン(影)とハガネのどちらかを倒すと、
 ホーンシュタインが登場します。
 ミレニアの位置により、登場位置と台詞が変わります。

−裏口(左)−

ホーンシュタイン
「裏口にまわってはみたものの
 やはり、誰もいないようだな・・・

−エントランス−

ホーンシュタイン
「い、今の悲鳴は・・・


ホーンシュタイン遭遇
「な、なんだお前は!
 私は国王陛下に呼ばれて来ておるのだぞ。
 あっちにいけ!

ホーンシュタイン攻撃当てる
「ゆ、許してくれ。
 私は何も見ていない。
 何も知らない!
(退却開始)


ホーンシュタインが退却開始後、エントランスに到達した場合

−エントランス−

ホーンシュタイン
「あ、あの娘が
 陛下を殺したというのか?
(退却)
→MISSION 7 CLEAR後の分岐に影響


ホーンシュタイン倒す
「・・・永遠の寿命を
 手にするんだ・・・


MISSION 6 CLEAR

第4話でのジェラルド・レインの生死により
→2人を殺害している場合「第7話 破滅への秒読み」へ分岐
→2人が退却している場合「第7話 抜けない棘」へ分岐

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解 説

レッドブラッドによる刻人狩りが国王にも知れました。
国王は身を隠して王宮の守りをミレニアに命じ、
首謀者候補を呼び出して戦わせます。

呼び出されたのは司祭デッドムーンと貴族ホーンシュタイン。
デッドムーンの方は当たらずとも遠からず、というところで、
彼らの目当てはキースの読みどおり刻人の力のようです。

この第6話からしばらくは、王宮が戦場になります。
王の間ですら床からヤリが飛び出しているあたりが見所かと。

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