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−王宮・王の間−

国王エクリプス
「やはり、ここが一番落ち着くな。

大臣ダスク
「申し訳ありません。
 まさか我々の聖地を
 人間に発見されるとは
 思っておりませんでした。
 デッドムーンが死んだ事で
 もはや、あの場所を探している人間は
 いないと思っておりましたから。
 油断をしすぎました。

国王エクリプス
「もう、よい。
 こうして無事
 王宮に戻ってこれたのだ。
 後始末はミレニアが
 やってくれるであろう。

大臣ダスク
「はい。

国王エクリプス
「今回は余にとっても
 いい教訓になった。
 人間を利用するためとは言え
 永遠の寿命を与えるなどと
 言ってはならぬ事が分かったし
 これほど多くの人間が
 我らと戦う事を選ぶというのは
 人間を甘やかしすぎていた証拠だろう。
 まぁ、おかげで
 マリオネットプロジェクトの
 成果を存分に試すことができたがな。

大臣ダスク
「はい。

国王エクリプス
「それから
 この王宮の祭壇に
 刻人の秘密があるなどという
 噂は何とかせねばならんな。

−地下遺跡・闘技場−

ヨカル
「ミレニア。
 ここは、私たち刻人の聖地です。
 ここを守れと、陛下から命ぜられたのは
 王宮での実績が高く評価された証拠です。
 この場所に
 人間が入る事は許されていません。
 そもそも、この地の存在自体
 人間には知られていなかったのです。

ヨカル
「しかし何者かが
 この場所を知り侵入しようとしています。
 あなたは、この場所への
 侵入者を殺さねばなりません。
 ここは刻人の聖地なのですから。

−地下遺跡の外−

ギルバレス
「いいか、我らの役目は
 この地下遺跡の偵察だ。
 中がどんなふうになっているか、
 それが分かればいい。

オロチ
「もし敵がいたら?

ギルバレス
「すぐに逃げるんだ。
 今回は情報が必要なだけだからな。
 バランタインさんには
 入り口で待機してもらいます。

バランタイン
「了解した。

第16話 汚された聖地

−闘技場−

ギルバレス
「我々の身に何かあったとしても
 ためらわずに、逃げて下さいよ。

バランタイン
「あぁ、わかっている。
 ・・・無理はするなよ。

ギルバレス
「はい、大丈夫です。

ギルバレス遭遇
「女か!!
 ならば、この私が負けるわけがない。
 キース隊長に
 いい報告ができそうだ。

ギルバレス倒す
「そういえば
 強い女がいるって聞いたような・・・

オロチ遭遇
「娘が一人・・・
 王宮にいたという娘と
 同一人物か?
(退却開始)


退却開始後、闘技場に到達した場合

−闘技場−

オロチ
「・・・残念だが
 今回の任務は、偵察だけだからな。
(退却)


オロチ倒す
「キース隊長に
 御報告だけでもしなければ・・・


ギルバレスとオロチを倒すか退却される、または一定時間経過後
※バランタインは最初に登場しているが、この時点までは行動しない

−闘技場−

バランタイン
「みんな、どうしたのだ?
 このまま帰るわけにもいくまい。
 探してみるか。

バランタイン遭遇
「もしやお前、
 王宮にいた娘か?

→ はい
  いいえ


バランタイン選択肢「はい」の場合
「そうか。
 残念だが、今はまだ戦えんのだ。
 また後で、会おう。
(退却開始)

バランタイン選択肢「いいえ」の場合
「・・・違うのか?
 ならば、やれるか・・・
 イヤ、止めておこう。
 また後で、会おう。
(退却開始)


退却開始後、闘技場に到達した場合

−闘技場−

バランタイン
「娘が一人、か。
(退却)


バランタイン倒す
「そんなバカな!!


ここまでの3人を全員倒した場合

−闘技場/鍾乳洞−

アンジェラ
「・・・全滅するだなんて。
 キース隊長に御報告しなければ・・・


MISSION 16 CLEAR

第5話「屍をこえて」でのジュリアの生死、または第4話でのジェラルド・レインの生死により
→ジュリアを殺害している場合「第17話 紅き血のもとに」へ分岐
→ジュリアが退却しているか、または第4話でジェラルド・レインが退却、
 第5話「若き者たちの試練」に進んでいる場合「第17話 血の導き」へ分岐
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解 説

レッドブラッドが刻人の聖地・地下遺跡を発見して
偵察隊を送り込む一方、国王は地下遺跡を出て王宮に戻り
地下遺跡の方はミレニアに任せるという展開になります。

当然ながら、偵察隊との遭遇戦になります。

それにしても、騎士ギルバレスは明らかに向いていません。
前作「刻命館」のユリアスは尾行任務に将軍を使ったので、
人選自体はこれに比べれば常識的といえるかもしれません。

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