ヴォーグス
「おひさしぶりです、国王陛下。
国王エクリプス
「うむ。
どうしたのだ、ヴォーグス?
ヴォーグス
「はい。
刻(トキ)の人形を完成させましたので
その御報告に上がりました。
国王エクリプス
「刻の人形?
まだ、そのようなものを
作っておったのか。
マリオネットプロジェクトの成果は
お前の耳にもとどいているはずだぞ。
ヴォーグス
「・・・はい。
しかし
マリオネットプロジェクトの問題点が
解決されたわけではありません。
みずから、いろいろな状況を考えて、
人間を殺すことができる少女です。
万が一、少女が我らに背いたら・・・
私には、ヨカルの言うように
簡単に処分できるとは思えないのです。
国王エクリプス
「・・・うむ。
確かに、これまでのミレニアの
働きをみると
簡単には処分できないだろうな。
ヴォーグス
「はい。
その点、刻の人形は
簡単に始末ができます。
もとより人形が
我ら刻人に逆らう事など
ありえませんが。
国王エクリプス
「で、お前は何がしたいのだ。
ヴォーグス
「はい。
マリオネットプロジェクトによって
育てられた少女と
私の作りだした、刻の人形。
どちらが強く、役に立つかを
比べて頂きたいのです。
ヴォーグス
「少女よ!
お前は、自分の両親が
誰に殺されたか知っておるのか?
→ はい
いいえ
ヴォーグス選択肢「はい」の場合
「ほぅ! 知っておったか。
ヨカルに連れられて来た時は
幼子であったというのに。
ならば、何も言うまい。
まずは、小手調べじゃ。
ゆけ、ガドーハ!
ヴォーグス選択肢「いいえ」の場合
「・・・哀れな少女よ。
お前の両親は
お前の信頼する
ヨカルに殺されたのだぞ。
お前は、ヨカルに
利用されているだけなのだ。
お前は、それでも
戦おうというのか?
→ はい
いいえ
選択肢「はい」の場合
・・・不思議な娘だ。
いったい何のために戦っておるのだ。
まぁ、いい。
ゆけ、ガドーハ!
選択肢「いいえ」の場合
そうであろうな。
そうした感情こそ
人間にとっての自然な感情。
だからこそ
人間は、人間狩りには向かぬのだ。
ゆけ、ガドーハ!
ガドーハ
「Guoooo!!
ヴォーグス先にガドーハ倒した時
「やはり、ガドーハには
荷が重かったか。
だが、これでこそ
刻の人形の強さがわかるというもの。
ゆけ、ゴーデス!
(ゴーデス起動)
ヴォーグス倒す
「ヨカル、勝ったと思うなよ。
どうせお前も
この娘に殺される運命だ。
あの世で待っているぞ。
ガドーハ倒す
「・・・・o・・・kaasan。
ゴーデス倒す
「あ、ありがとう。
自由になれたよ・・・
MISSION 20 CLEAR
→「第21話 償うために犯す罪」へ進む
第20話は両ルートとも、「マリオネットプロジェクト」
以前から人型兵器・刻の人形を作っていたヴォーグスとの
戦闘ですが、会話内容が全体に異なるので2本に分けます。
どちらかといえばこのルートが本筋らしく、ミレニアを
育てたヨカルをヴォーグスがライバル視していたらしい
状況などが現れています。