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−王宮・王の間−

大臣ダスク
「陛下。
 反乱を起こした奴らが
 王宮を襲ってまいりました!

国王エクリプス
「・・・なに!?
 これほど早く
 この王宮を攻めてくるとは・・・

大臣ダスク
「現在、信頼できる兵士は
 親衛隊だけです。
 レッドブラッドを壊滅させるためにも
 ここは一度、聖地に移って
 体勢を整えるのが得策かと・・・

国王エクリプス
「・・・うむ。
 レッドブラッドと正面から戦うよりは
 ミレニアと戦うほうが
 安全であろうな。

大臣ダスク
「はい。
 各地に散っている正規軍は
 一度、聖地に戻るように指示いたします。

−地下遺跡の外−

大臣ダスク
「親衛隊の諸君!
 この遺跡には
 我々を裏切ったものがいる。
 名前はミレニア。
 人間の娘だ。
 しかしただの人間の娘ではない。
 彼女の手にかかり
 死んでいった人間は数十人にも及ぶ。
 殺人鬼なのだ!
 娘は遺跡内にあるトラップを
 うまく使って、攻撃してくる。
 それぞれ充分に注意するように。
 なお、この作戦に成功した場合、
 諸君たちを、刻人にする用意がある。
 各自、張り切って取り組むが良い。

第21話 滅びゆく世界

−地下遺跡の外−

大臣ダスク
「後は、待つだけですな。
 まさか親衛隊が
 やられる事はないでしょう。

国王エクリプス
「うむ。
 しかし用心に越した事はない。

大臣ダスク
「おっしゃる通りですな。

国王エクリプス
「それはそうと、お前は
 何をぐずぐずしておるのだ!?
 お前も親衛隊と一緒に
 戦いに行くのだ。

大臣ダスク
「わ、私もですか?
 へ、陛下、ご冗談を・・・

国王エクリプス
「冗談などではない!
 さっさと行け!

−闘技場−

ブラッドホーン
「さきほどの大臣の話。
 本当だろうか?

ガルドレイク
「刻人にして下さるというヤツか?

ブラッドホーン
「あぁ。

ガルドレイク
「フン、どうだかな。
 しかし。
 例えそれが嘘であっても
 本気で戦わねばならぬ相手だろう。


ブラッドホーン倒す
「やっと、認められたってのに・・・

ガルドレイク倒す
「なかなか、やるではないか・・・

ルーンギア倒す
「悪い夢だ!
 悪い夢を見ているだけなんだ・・・

ゾーディアック倒す
「刻人にして下さると
 言われたのに・・・

ヴァーミリオン倒す
「ラァリア、すまない。
 今日は行けそうにないよ・・・

ギラルディス倒す
「これだけのメンバーでも
 勝てぬというのか・・・

大臣ダスク遭遇
「裏切り者!!
お前なんか、死んでしまえ!

大臣ダスク倒す
「嫌だっていったのにぃ・・・

−闘技場−

ここまでの7人全員を倒すと登場

国王エクリプス
「全く、役に立たぬ奴らだ。

国王エクリプス遭遇
「お前のせいだ。
 お前のせいで
 この国の平和が乱されたのだぞ。

国王エクリプス倒す
「・・・ミレニア。
 世界は破滅に向かい、歩み始めたぞ。

MISSION 21 CLEAR

→「第22話 血にまみれた手」へ進む

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解 説

混乱に乗じてレッドブラッドが王宮を攻撃、国王は直接
対決を避けて地下遺跡に向かいミレニアと対峙します。
成り行き上、かなり早いラスボス登場となります。
シリーズの他作品では国王といえばヘタレか第一被害者
となっていますが、このエクリプスはやたら強力です。

強敵揃いですが、遺跡の広さを活かせば一方的に始末
することも可能です。

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