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→第2話
ターミネーターグランド
いよいよだ。この館の主を倒せば、
国から礼金がたんまり入るんだ。
護符の守護者ルー
ええ。
そうすれば私たちの娘の病気も
なおせるわね。
グランド
そうだ、何としても館の主を倒すぞ。
1階からオレたち2人で。
(※天井を見上げて)
2階からはジャックが。
ルー
(※天井を見上げて)
ジャックさん一人でだいじょうぶかしら?
グランド
(※向き直って)
ヤツならだいじょうぶさ。
だから頼んだんだ。
ルー
ええ、そうね。
グランド
よし、いくぞっ!!
ジャック
お前だな、人殺しっ!
友のため、この剣にかかれ!
そして地獄で苦しむんだ!!
(※倒す)
ぐうう…すまん、ルー。
力になれなかった…
ジャックが紙切れを持っていた
刻命館にひそむ反逆者
○○○○を捕らえた者に
100000ワール与える
ルー
あなたがこの館の人ね?
娘のために、あなたの命が必要なの。
おとなしくして!
(※倒す)
ア、アアッ!
ロ、ロザミー!
グランド
この館の主だな?
お前にうらみは無いが、
娘のためだ、許してくれよ!
(※倒す)
ちくしょう!!
すまん、ロザミー。
父さんはだめだったよ…
ロザミー
ママー………
パパー………
どこいったの……?
前の話と比べると非常に短いのですが、
刻命館といえばこの第3話です。伝説級のエピソードです。
処刑台から姿を消し、辺境の館で人間狩りを始めた主人公は
いつの間にか賞金首になっていました。
で、娘の治療費目当ての夫婦とその仲間計3名に
命を狙われますが、当然のごとく
あっさり返り討ちにします。
暗黒面に満ちた世界観、アクセル全開です。おそらくは、
第2作「影牢」のコピー「生きるために、私は殺す」
第3作「蒼魔灯」のコピー「あなたの死が私を強くする」
(※ベスト版以降は「やっぱり罠が好き」等に変更)
の原点がここにあるのではないかと思います。
・・・正直、よくこの内容で発売できたなと。
話は変わりますが、ここはジャック→ルーです(笑)
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