BACK
第2話

-----

第3話 魂の色

−エントランス−

ターミネーターグランド
いよいよだ。この館の主を倒せば、
国から礼金がたんまり入るんだ。

護符の守護者ルー
ええ。
そうすれば私たちの娘の病気も
なおせるわね。

グランド
そうだ、何としても館の主を倒すぞ。
1階からオレたち2人で。
(※天井を見上げて)
2階からはジャックが。

ルー
(※天井を見上げて)
ジャックさん一人でだいじょうぶかしら?

グランド
(※向き直って)
ヤツならだいじょうぶさ。
だから頼んだんだ。

ルー
ええ、そうね。

グランド
よし、いくぞっ!!

−遭遇(2階)−

ジャック
お前だな、人殺しっ!
友のため、この剣にかかれ!
そして地獄で苦しむんだ!!
(※倒す)
ぐうう…すまん、ルー。
力になれなかった…

ジャックが紙切れを持っていた

刻命館にひそむ反逆者
○○○○を捕らえた者に
100000ワール与える

−遭遇(1階)−

ルー
あなたがこの館の人ね?
娘のために、あなたの命が必要なの。
おとなしくして!
(※倒す)
ア、アアッ!
ロ、ロザミー!

グランド
この館の主だな?
お前にうらみは無いが、
娘のためだ、許してくれよ!
(※倒す)
ちくしょう!!
すまん、ロザミー。
父さんはだめだったよ…

−???−

ロザミー
ママー………
パパー………
どこいったの……?

-----

解 説

前の話と比べると非常に短いのですが、
刻命館といえばこの第3話です。伝説級のエピソードです。
処刑台から姿を消し、辺境の館で人間狩りを始めた主人公は

いつの間にか賞金首になっていました

で、娘の治療費目当ての夫婦とその仲間計3名に
命を狙われますが、当然のごとく

あっさり返り討ちにします。

暗黒面に満ちた世界観、アクセル全開です。おそらくは、
第2作「影牢」のコピー「生きるために、私は殺す
第3作「蒼魔灯」のコピー「あなたの死が私を強くする
(※ベスト版以降は「やっぱり罠が好き」等に変更)
の原点がここにあるのではないかと思います。

・・・正直、よくこの内容で発売できたなと。

話は変わりますが、ここはジャック→ルーです(笑)

NEXT
第4話

-----

刻命館トップに戻る。

トップページに戻る。