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→第24話
ザムール
○○○○よ…
ひさしぶりじゃな。
ククククク…
よく、ここまで私の代わりに
魔導器をそろえてくれた。
深く礼を言うぞ。
ククク。
分かっておらんようだな。
無理もない。
分かろうはずはないわ。
これから死んでいくそなたのために
すべてのカラクリを話してやろう。
なぜ処刑場から逃げおおせたのか?
使い魔が親切なのはなぜだ?
それは全て私が仕組んだことだからだ!!
お前が死ぬ直前、私の力でここに
送り込んだのだ!
魔神の使いアスタルテ?
そんなものはもともと実在せんよ!
あれは私が作ったものだからな。
ククククク…
貴様はずうっと私の手の上で
おどっておったのだ!
私の代わりに魂をすすり
魔導器を集めていたのだ!
ヒャーッハッハッハ!
泣け!
わめけ!
狂え!
そしてくたばるがいい!!
いけ! アスタルテよ!!
※アスタルテがホールに現れるが、遭遇すると笑い声を残して消える
ザムール
なんと!?アスタルテがこうもあっさり?
むうう!
ならば私自ら消し去ってくれる!
※ザムールの攻撃を避ける
ザムール
ええい、ちょこまかと逃げるな!
王子らしく覚悟を決めい!
※捕獲
ザムール
な、なんじゃ?
こんな罠に…
※脱出されてしまう
※倒す
ザムール
クッククク…
これで終わったと思うなよ…
本当の悪夢はこれからじゃ!
ユリアス
兄さん…
もう止めて…よ…
これ以上、何を…?
魔神なんか復活させても…
取り込まれちゃう…だけだよ…
復活を…止めて…
と…止めるには…
あの…使い魔を倒せば…
使い魔は…まともな物じゃ…
倒せないはず…
魔神を封印した…勇者に…聞けば…
分かる…よ……お…ねがい…
※消える
前の話の続きで、一度姿を消したザムールと対峙する場面から始まります。
ザムールは、あのアスタルテに主人公を攻撃するよう命じます。
しかし、アスタルテは主人公と遭遇すると勝手に消えてしまいます。
ユリアスは主人公に、アスタルテを倒して魔神の復活を止めるよう頼みます。
500年前に魔神を封印した勇者なら、その方法も分かるでしょう。
舞台は再び過去の刻命館に移ります。
なお、ユリアスとザムールを返り討ちにしたことで、主要人物ほぼ全滅です。
魔神を復活させるか、再度封印するのか。極めて重要な選択の時が訪れます。
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